更新日:2018年7月26日 |
 
 

京友禅松井青々の魅力に迫る!

京友禅の第一人者、松井青々 その魅力とは

京友禅の第一人者松井青々

京都の伝統工芸の1つに、京友禅というものがあります。
京友禅とは、元禄時代に生まれた京都発祥の模様染めの技法で、白い絹の織物に扇絵師の宮崎友禅斎の絵を文様として描き、鴨川の水にさらして作ったのが始まりでした。

京友禅の着物は、黄色や朱色をベースにさまざまな色彩で染められます。
文様は草花をモチーフとしたものが多く、京都特有の“はんなり”とした美しさを感じさせる着物が人気です。
友禅染のルーツである京友禅。そんな京友禅の第一人者に松井青々という着物作家がいます。
ここでは、松井青々の着物の特徴についてご説明いたしましょう。

 

タタキ染めの技法と豪華絢爛な草花の文様

松井青々の着物の特徴と言えば、タタキ染めの技法ではないでしょうか。

タタキ染めとは、植物の色素で布を染める草木染めの1つです。
他の技法では出すことのできない、独特な色合いを染め出します。
着物の地の色にタタキ染めで色を付け、その上から豪華絢爛な菊や松竹梅の文様を描いた着物は、松井青々の作品の中でも大変人気です。
その美しさと人気の高さから“青々調”という模造品が作られ、出回っています。

京友禅のあらゆる技術を取り入れ作られる松井青々の作品は、多くの着物作家に影響を与えたのです。

 

着物作りの工程を一括して行う青々工房

松竹梅や菊などの草花をモチーフとした文様を得意とする松井青々は、文様の構図と配色にも特徴があります。
斬新且つ繊細な構図と配置で、着物を360度どこから見ても美しく魅せるのです。

そんな松井青々の着物工房、青々工房は、着物作りにおける工程を全て工房内で一括して行っています。
着物作りの工程が大変多い京友禅は、工程を分業して行う着物工房が多いです。

そんな工房が多い中、全ての工程を一括して行っているという工房は、京都の中でも数件しかありません。
着物作りの全ての工程を松井青々自身の鋭い目で確認しながら行うことで、素晴らしい作品を作ることができるのです。

 

代によって魅力が異なる青々の着物

松井青々の着物は、その着物を作った代によっても作品の雰囲気が異なります。
ベースとなるタタキ染めや豪華絢爛な草花の文様は変わることはありませんが、初代、二代目、三代目でそれぞれ魅力が異なるのです。

松井青々の着物を着用する際には、何代目の松井青々の作品なのか、ということにも注目をしてみましょう。
松井青々は、京友禅を語る上で決して外すことのできない着物作家です。
京友禅の第一人者、そして京都の伝統工芸士である松井青々の着物を是非一度お試しください。

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